今回は、サークル活動から離れ、自力でウィンドミルを頑張っていたユウキ君に、5度のレッスンで成功させた秘訣を伺いました。質問項目は下記の4点です。
- ブレイクダンスを始めたきっかけ
- 出会う前のウィンドミルの状況と練習方法
- レッスンを受けて何を掴んだか
- 出来るようになって何が変わったか
- 今後やりたいこと
先ずは彼の成長動画をお楽しみください。
ブレイクダンスを始めたきっかけ

なぜブレイクダンスを始めたのか教えていただけますか?
高3の10月に受験シーズンで、休憩時間に休憩室で友達がブレイクダンスの動画をよく見ていました。「カッコよくない?」って見せられて、確かにすごいインパクトでした。その動画の中で一番目を引いたのがウィンドミルでした。
当時全く知識が無かったので、ウィンドミルがブレイクダンスの中で最もスゴイ技だと思っていました。
友達が遊び半分でチェアーとか倒立とかをやっていたので、僕も一緒に混ざってやっていました。
そこが始まりだと思います。
出会う前のウィンドミルの状況と練習方法

初めてウィンドミルを一人でやってみてどう思いましたか?
最初「チェアーが出来ればウィンドミルできる」と思っていました笑。けど足の振り方など全く知らなかったので何度も腰を打ちました。
クラスメイトがサークルに誘ってくれたので、入ってみることにしました。
これ結構わかる人いると思うんですけど、bboyってサークル入っても教えてくれるわけではなく、サイファーひたすらしているので、めっちゃ話しかけずらいオーラなんですよ。

それはすごくわかります。何とも言えないオーラですよね。
はい。だからあまり質問もできなくて進歩がありませんでした。それで一度サークルから離れる形になりました。
独りで夏休み中に出来るようになると決めてやり始めましたが、全然ダメでした。練習しても返して足がつく状況から抜け出せませんでした。
そこで、本当の初心者ではありませんが、今回の講座に応募させてもらいました。
大きな問題は三つありました。
- 返した後の振り始めが遅くて、大きな円を描くウィンドミルになっていた
- 首を引いてウィンドミルをしていたので、腰のバネが使えず高さのないウィンドミルをしていました
- 両足が一気に天井に上がってしまい、一気に足が落ちてくることで返した後すぐに床に足がついてしまうこと
レッスンを受けて掴んだこと

レッスンを受けて変わった事を教えて下さい
当時エナジー先生から「もっと早く頭を着いて」という指示が何度もありましたが、出来るようになってさらにその重要さがわかるようになりました。
頭を早く着くことで足を顔に寄せる事ができて、結果返す時に腰のバネを使えるようになって高さを出すことができました。
僕は左チェアーですが、返した時の右足を低く水平に振ることに苦労したのと、返してすぐ左足を振り始めるという感覚を掴むのにかなり苦戦しました。ただ、レッスン中は撮影OKで、自分に必要な角度から撮影させて頂いたので、それがコツを掴むきっかけになりました。

それはどんな部分ですか?
手元ですね!他のbboyのレクチャー動画を見ても手元を映している動画はなくて、かなり近くで崩す瞬間の動画を撮影させて頂きました。
色々指導していただいた上で、一つひとつ解決していこうと思い。どれか一つに集中して練習は行いました。
5回レッスンを受けて動画ようなウィンドミルができるようになり、今ではできなかった頃の感覚がわかりません。笑
出来るようになって変わったこと

ウィンドミルができるようになって変わった事はありますか?
正直お恥ずかしい話ですが、友達にめっちゃ見せました。辛口の友達も今では認めてくれるようになりました。
以前までホントにこのままやっていて出来るのかなー?と不安で半信半疑で練習をしていました。
ただ今ではウィンドミルが出来るようになり、ダンス以外でも物事の高そうに見える壁も「工夫して諦めずに続ければ必ず出来るようになる」という新しい感覚を身に着ける事が出来ました。
あとこれは不思議ですが、なぜかスワイプスも少しできるようになっていたのはビックリしました。笑
今後やりたいこと
立からウィンドミル、スワイプスやAトラなど出来るようになりたいです。あともう少し全体的に踊れるようになりたいです。
まとめ
ユウキ君は返しの後、足の形や蹴る方向に非常に癖があって、筋力があってもなかなかできない時間が続いた。「できそうで、できない」この言葉がぴったりな状況だった。
しかし、そんな状況でも諦めず、何度も私に動画を送ってくれて、試行錯誤を繰り返し完成させてくれた。
正しい方法で行えばウィンドミルは1ヵ月もあれば出来ることを証明してくれた。
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